院長談話:「ノミ flea《虫》」の話

 鹿児島で使う英語から世界が見える

 

27日(日)14時から16時半まで学院説明を兼ねて院長講話があります。

お時間の都合がよければ心奮う話しが聞けます。

 

院長談話:「ノミ flea《虫》」の話

「ノミ」は自分の体長の数百倍の跳躍力を持っているのだそうだ。そのノミを自分の体の数倍しか跳べない小さなガラス箱に入れてしまいしばらく放置しておくと、そのノミはやがて永久に自分の体長の数倍しか跳べないあわれなノミになってしまうのだそうである。

  人間の可能性は無限である、と信じたいと思う。誰もこの可能性を抑圧する権利は無いはずだ。悲しいことに、長い日本の歴史の中で幾度か私たちはこの「ノミ」のように、小さなガラスの箱に閉じ込められてしまったことがあった。しかし、何人かの偉大な故人は、必死の思いで海外に飛び出し、自分を見つめようと努力した。そして大海の広大さに驚き、自分の無知を悟り、世界に見聞を広めてきた。

 

今日の「世の中が見える単語」

 

掛け軸:hanging scroll

首相代理:acting prime minister

後進開発途上国:least-developed country

病室:medical ward

文化遺産:cultural heritage

審議拒否:boycott of a Diet session